小学2年生が公園の箱ブランコに頭を挟まれて右目を
失明した事件について、この小学生と母親が公園を
管理する市を相手取り、約6670万円の損害賠償を求め
ていた訴訟で、福井地裁は市に約3850万円の損害賠償
を命じる判決を下した。
裁判所は、ブランコの底と地面の間隔は6.5センチで、
子供が転倒すれば挟まれる危険は十分にあるとして、
構造上の欠陥を認定した。さらに、事故が全国的に
発生しており、県が安全を確保するよう指示していた
ことから、構造的危険性を認識していたか、認識し
うる状況にあったと判示した。
ここがポイント
昨年11月の横浜地裁の判決に引き続き、原告勝訴
の判決が出されました。箱ブランコに関する訴訟の
判決は現時点ではこの2件しか出されていませんが、
同種の事故について、いずれも箱ブランコの構造上
の欠陥を認めており、今後も裁判所は基本的にこの
ような考え方に立つ可能性が高いと考えられます。
横浜地裁判決では市だけでなくメーカーの責任も
認められていることや、国土交通省も「都市公園に
おける遊具の安全確保に関する指針」において、接
地面との間に適切なクリアランスを確保する、可動
の度合いを制御する、着座部などの形状をや素材を
検討すること等を求めていることから、現状を放置
したまま新たに事故が発生すると、メーカーの責任
を厳しく追及される可能性が存在します。このため、
メーカーとしては、自治体が対応するのを待つので
はなく早急に改善策を検討・実施することが不可欠
です。
全国47都道府県、企業向け損害保険相談取り扱い件数16,235件(平成30年)
労災・賠償保険の年間平均相談受付件数、400件超
損害保険事故処理件数年間平均90件超
現在、インターネット販売による企業向け損害保険相談にて、多くの取り扱い件数を誇る。
大手損害保険会社・営業・事故処理業務等、広く従事。
外資系大手生命保険会社にて、生命保険集中研修。
専門課程取得ライフコンサルタント認定(9900389340)
損害保険特級(一般)資格取得
変額保険資格
証券2級外務員資格・特級損害調査資格取得
厚生労働省ファイナンシャルプランナー技能士認定(F20210644108号)
全国MVPタイトルを2種目で獲得。
主席にて保険会社退社後、
有限会社東京リスクマネジメント設立
AFP資格取得、特定非営利活動法人日本ファイナンシャルプランナーズ協会加盟(No.39422473)
損害保険の大量のトラブルを解決していくうちに、それぞれ職業により発生するトラブルはほとんど同じだとということに気づきました。
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