厚生労働省は、11月26日現在での狂牛病対策としての
医薬品・医療用具・医薬部外品・化粧品の回収状況を
明らかにした。
これによると、回収の対象となる品目数は4002品目で、
区分イに属する46品目については、回収または少なくとも
全対象施設に対して文書による使用禁止措置の徹底
(以下「回収等」)が完了した。また区分ロに属する819
品目のうち96品目は回収等が完了しており、残る723品目
についても、作業に着手済みである。
区分ハに属する3137品目のうち、1045品目が回収等に
着手済みであり、86品目については完了している。
クラス分類 イ.
原料としての使用が禁止されている部位を
使用した品目であって、最終製品の段階で
当該部位が高曝露の状態にあるもの
対象数・回収等の状況
46品目(回収等完了)
クラス分類 ロ.
①狂牛病発生国又は発生リスクの高い国
を原産国とし、かつ原料としての使用が禁止さ
れている部位を使用した品目であって、最終製品
の段階で当該部位が希釈される等により、低曝露
の状態にあるもの
②狂牛病発生国又は発生リスクの高い国を原産国
とし、かつ使用禁止部位以外の部位を使用したもの
対象数・回収等の状況
819品目
(完了:96品目
着手済:723品目)
クラス分類 ハ.
狂牛病発生国又は発生リスクの高い国以外の国を
原産国とし、かつ原料としての使用が禁止されて
いる部位を使用した品目であって、最終製品の
段階で当該部位が希釈される等により、低曝露の
状態にあるもの
対象数・回収等の状況
3137品目
(完了:86品目
着手済:1045品目)
ここがポイント
製品の回収を行う場合、回収前に消費されたり、
ユーザーが不明であったりするため、回収率が100%
になることはほとんどありません。
区分イの回収等完了率が100%となっている
背景には、①現実に回収しなくても文書による使用
禁止措置の徹底であっても「回収等完了」となること、
②区分イに属する製品は医薬品か医療用具であるため、
通知すべき先が特定しやすいことの2つの事情がある
と考えられます。
重大なリスクのある製品を回収する場合は、製品の
出荷時期、量、耐用期間等の事情を考慮して、予想
回収率を設定し、それとの乖離具合を検討しながら、
可能な範囲で最大の回収ができたと判断した時点で
終了することになります。本件については、人体に
影響を与える可能性が極めて低いため、厚生労働省
としては全対象施設への通知をもって完了とすること
にしたものと思われます。
全国47都道府県、企業向け損害保険相談取り扱い件数16,235件(平成30年)
労災・賠償保険の年間平均相談受付件数、400件超
損害保険事故処理件数年間平均90件超
現在、インターネット販売による企業向け損害保険相談にて、多くの取り扱い件数を誇る。
大手損害保険会社・営業・事故処理業務等、広く従事。
外資系大手生命保険会社にて、生命保険集中研修。
専門課程取得ライフコンサルタント認定(9900389340)
損害保険特級(一般)資格取得
変額保険資格
証券2級外務員資格・特級損害調査資格取得
厚生労働省ファイナンシャルプランナー技能士認定(F20210644108号)
全国MVPタイトルを2種目で獲得。
主席にて保険会社退社後、
有限会社東京リスクマネジメント設立
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